誕生の経緯

阪神淡路大震災直後の1995年、とある京都の工務店で宮大工棟梁として社寺建築に携わっていた岡本弘のもとに、福岡県出身の有馬茂が弟子入りし、その翌年、当時建築設計事務所にいた横川総一郎が設計監理を担当する寺院新築現場にて、3人が運命的に出会いました。

「うそいつわりの無い、本物のものづくりがしたい」という3人の熱い思いは化学反応を起こし、2001年匠弘堂が生まれたのです。

社名に込めたメッセージ

匠弘堂という社名には様々な思いが込められています。
師匠である岡本棟梁の名前「弘」をいただいたことにより、師匠の意志は会社が続く限り永遠に封じ込められました。

同時に匠弘堂はあくまでも宮大工の職人集団であり、同族会社ではない宮大工による宮大工のための会社であるのことも意思表示しています。
「継ぐべき者が継げば良い」という精神で、匠弘堂は社会的責務を果たしながらも修行道場としての機能を有しているのです。

有能な若者を一人前に育てる修行の場。
そして100年先200年先を見据えた伝統建築を継承する人材育成の場として「匠弘堂」はあり続けます。

匠:江戸時代以前、大工のことを「番匠」といいました/弘:宮大工初代棟梁 ”岡本 弘”より一字拝借/堂:建物という意味で用いました
20周年記念誌 匠弘堂の仕事の流儀

20周年記念誌 匠弘堂の仕事の流儀

2021年12月31日 刊行

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10周年記念誌 宮大工棟梁 岡本 弘 十二の教え

10周年記念誌 宮大工棟梁 岡本 弘 十二の教え

2011年7月16日 刊行

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年表

1995年

岡本棟梁のもとに有馬が弟子入り(阪神淡路大震災)

寺院新築現場で設計事務所勤務の横川と宮大工岡本・有馬が出会う

1997年

岡本・有馬在籍の工務店に横川が転職、岡本門下に弟子入り

1998年

ベースとなった工務店が倒産

2001年

法人登記 有限会社匠弘堂 誕生 資本金500万円
 代表取締役 横川総一郎
 専務取締役 有馬茂
 相談役   岡本弘

建設業許可取得 二級建築士事務所開設

公式サイト新設

松井建設と正式取引開始

2002年

工房移転(長岡京市から京都市左京区へ)

2004年

朝日放送「探偵ナイトスクープ!」に2回出演放送

2005年

毎日テレビ放送「せやねん」出演放送

2008年

初めての元請工事(亀岡市大井神社)

2009年

大成建設と直接初取引

2011年

創業10周年 記念誌刊行(東日本大震災)

2012年

入社5年目の髙橋が全国青年技能競技大会で銀賞獲得

BSジャパン「写真家たちの日本紀行」に出演放送

2013年

竹中工務店と正式取引開始

資本金1000万円に増資

2014年

山﨑真由子著「林業男子 いまの森、100年先の森」一部掲載

2015年

9月14日初代棟梁 岡本弘 逝去

2016年

2代目棟梁に有馬が就任

2017年

サントリー特茶CMに社員全員出演

2018年

大成建設と正式取引開始

2019年

Design Week Kyoto オープンファクトリー参加

京都市第4回「これからの1000年を紡ぐ企業認定」

建設キャリアアップシステム登録

清水建設と正式取引開始

ICOMのオフツアー47名が工房来社

「燕三条 工場の祭典」で鑿鍛冶 田斎氏と有馬棟梁のトークセッション

令和元年度「京都市 輝く地域企業表彰」受賞

大嘗祭 大嘗宮造営工事に参加

2020年

KBS京都『きらきん』へ出演放送

2021年

創業20周年 記念誌刊行

2022年

「アースデイin京都」に参加

きょうとSDGsネットワーク」認定

ソーシャル企業認証制度(S認証)」取得

2023年

奨学金 返済支援制度」導入

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施工上の問題点の抽出、解決策のご提案、正確なお見積もりの作成。

これらを同時に進行することは可能なのは、調査・設計・施工を一貫して自社で行う匠弘堂だからこそです。お気軽にご相談ください。

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