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岡本棟梁について

匠弘堂が
ここまで続けてこられたのは、
今は亡き、岡本棟梁の
お導きがあったからこそです。

岡本棟梁のご存命中は
未熟な私たちを、
時には厳しく、時には温かく
指導してくださいました。

残された私たちが
できることはただ一つ、

岡本棟梁の教えを
しっかり実践すること。

そして今後も変わらず、
大切な日本の文化である
「社寺建築」を後世に残すという
使命を果たすこと
です。

この二十年の間で
社員と共に積み上げてきた
実績と信頼は、
お客様はじめ関わった人たちから
一定の評価をいただいてきました。

これを生み出した
匠弘堂の企業文化を
しっかり明文化する必要性を感じ、

改めて、岡本棟梁の教えと
企業理念を
「行動」として具現化するための
指針を作成するに至りました。

岡本棟梁
七つの行動指針見出し
七つの行動指針
自己

一. 段取りを重んじ、
      
徹底的に準備する。

段取りを重んじ、徹底的に準備する。

物事はなににおいても段取りが肝心。

すぐさま仕事に取り掛からねばならないのに
「今から道具の準備をしますのでお待ちください」ではお話になりません。

ですから、われわれは、事前に「この工程にはどういう作業が発生し、
作業のために必要な道具・材料はどれか」の確認と準備を徹底しています。

ひとりひとりが考え、調べ、確認し、それらの理由をもとに段取りを行う自発的な姿勢が、
品質の向上と技術の追求にも繋がります。

入念な段取り組みと事前の準備こそ、われわれがすべき、
もっとも大切な最初の「仕事」なのです。

二. 一生を通じて学び続ける。

一生を通じて学び続ける。

悠久の年月を経て伝承されてきた社寺建築。
文化的価値をも備えた、いわば巨大な工芸品ともいえるでしょう。

それらを担うわれわれは、綿密に培われた技術の数々を習得し、磨くことはもとより、
それらを理解するための知識を追究することも不可欠。
さらには、日本人ならではの「美意識」や「精神性」も持ち合わせてこそ、
人々の心を揺さぶることができるのだと考えています。

「一生勉強や。そして自ら感動しろ」

と言い続けた岡本棟梁の域に近づくべく、われわれは生涯学び続けます。
ひたすら技術と知識を高め、感性を研ぎ澄ませることに尽力するのです。

相手

三. 礼節を重んじ、
     
挨拶・感謝・お詫びは
          
積極的に言葉で伝える。

礼節を重んじ、挨拶・感謝・お詫びは積極的に言葉で伝える。

「礼にはじまり、礼に終わる」
「一流の人はお礼を三度言う」

など、礼節に関わる言葉は多々あります。
つまり、礼節とは、人と人とが信頼関係を築くためにじつに大切なこと。

ですが、勘違いしてはいけません。
礼節とは“特別に何かをするの”ではなく、日頃の行の中での作法を指すのです。

作法といっても、難しいことではなく、“人”として、
素直に挨拶・感謝・お詫びを口にすること、言葉で伝えること。
「言わなくても伝わるだろう」「これくらいなら構わないのでは」と思うのは傲りです。

毎日、丁寧に挨拶をして、些細なことにも感謝する。
そして、過ちを起こしたときには心から謝罪する。

礼節を重んじることで、人と人との関係性はより豊かなものになるはずです。

四. 自信と同じ大きさの
      
謙虚さをつねに持つ。

自信と同じ大きさの謙虚さをつねに持つ。

「どうせ自分なんて……」「この程度の仕事では……」
と、時には自分を卑下してしまうこともあるでしょう。
反省は大切ですがそればかりでは、前へ進めません。

つねに“誇りと自信”を持って挑んでほしい。

とはいえ、謙虚さも忘れてはいけません。
“できる自分”に思い上がり、他者を見下す態度や、敬意を忘れるなんてもってのほか。

謙虚である者だけが、己の足りない部分を知り、さらなる高みに挑む努力ができるのです。
努力し続ければさらなる自信に繋がり、その自信が次のステップへの努力を生み出します。

五. すべてを教え、教わる。

すべてを教え、教わる。

自らの力で「調べて・学ぶ」ことは非常に大切です。

でも、それだけでは解決できない――「経験則がものを言う」こと、よくありませんか。
そのためには、聞くこと、そして、聞かれた側は、伝えること。
いえ、聞かれずとも、積極的に知識を伝える、授けるよう心がけてください。

知識を受け取った者が、別の誰かに教え、そしてまた、その教わった者が、さらに別の誰かに伝える。
それらが連鎖していけば、みなの知識も蓄積されていくのです。

人は、自分の知識以上のことは理解できない生き物です。
限られた情報や知識では高い品質のものづくりは行えません。
ましてや、勘違いや誤った知識は重大欠陥に繋がりかねません。

いつも、複数の手段で確認する姿勢を持ってこそ、真の宮大工に近づくことができるのです。

チーム

六. よりよい仕事を
      
チームとして追求する。

よりよい仕事をチームとして追求する。

われわれの仕事は個人プレーではなしえません。

社寺建築は、圧倒的な材木の量、複雑な部材構成、伝統的な継手仕口を駆使し、
長い工期をかけてつくり上げるものです。

ひとりでは到底、目的を果すことはできず、“チーム”で仕事をしていることを忘れずにいてください。
宮大工には、互いに助け合い、補うというチームワークが不可欠なのです。

それぞれが、今、自分ができることに最善を尽くし、献身的に行動する。
そして、規律、尊重、結束しながら、多様な困難を乗り越えてプロジェクトを完遂させるのです。

困っている者がいたら、率先して助け、周りを支え、自らも支えられる。
これにより、仲間同士=匠弘堂メンバーが刺激し合い、切磋琢磨をすれば、
チームとしてみなが成長できるはず。

結果、匠弘堂のものづくりは、より高品質で、普遍的価値を生み出すのです。

社会

七. 損得ではなく、
      
尊徳で行動しよう。

損得ではなく、尊徳で行動しよう。

「徳」とは、自分の損得を度外視してでも、
自分以外に対して、“よい行い”をできるかどうか。
つまりは“愛”であり、愛とは、人にとって心地よい環境を与えること、と匠弘堂は考えます。

それにはどうすべきか?
「落ちているゴミを拾う、電車で席を譲る……」といったことでも構いません。

小さなことでも喜んで奉仕する。周囲の人たちへ気を配る。
損得ではなく、“尊徳”で行動する。

自分ではない誰かを思って行動し続ければ、
必ずや「1000年先の未来」を紡ぐことができるでしょう。

二十四時間、三百六十五日、いつも見られる「宮大工」であることを意識し、
徳のある行動に努め、周囲からの期待に最大限応えることが、私たち、匠弘堂の使命でもあります。

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