大本山本興寺塔頭 本成院
庫裡客殿 修復工事


( 2016年12月 / 兵庫県尼崎市 )
江戸期 屋久杉の庫裡客殿
江戸期に建てられた大本山本興寺境内にある塔頭寺院。柱はもちろん、敷居鴨居・長押や小屋組の梁丸太までもが屋久杉で建てられた大変珍しい建物。阪神大震災の時には大きく傾き、応急処置で過ごされていたのを、壁を解体して柱の建ちをまっすぐに戻したいとのご希望をかなえました。また、寺院機能のスペースとプライベートスペースが交錯していた間仕切りを見直し、家族構成の変化に対応した新しい空間もご提案しました。
施工風景






有馬棟梁コメント