宮大工だより

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[ スタッフブログ ]

2020.11.11

日本伝統の建築技術を、匠弘堂で守っていきたい――【内定者インタビュー】

2021年春、匠弘堂には新たに「設計スタッフ」の社員が1人入社予定です。
内定者の梅山さんに、社寺建築に興味を持ったきっかけから匠弘堂に出会うまでの軌跡、4月からの意気込みを語っていただきました!

【プロフィール】
梅山紬さん:滋賀県出身、22歳。大学の建築・環境デザイン学科を経て匠弘堂に入社予定。

「なるべく釘を使わない」日本伝統の建築技術に魅力を感じた

――本日はインタビューよろしくお願いします!

梅山さん:よろしくお願いします!!

――梅山さん、大学では「建築・環境デザイン学科」なんですね。

梅山さん:はい。中学生の時に建築に興味を持つようになったんですが、高校卒業後も「やっぱり建築に携わりたい!」という気持ちが強かったので、建築系の学科を選びました。

――ちなみに、建築に興味をもったきっかけというのは…

梅山さん:中学校1年生の時、東日本大震災が起こったんです。テレビのニュ―スなどで、多くの家が津波で流されていくのを見て衝撃を受けました…。その光景を見て、天災が起きたとしても、人の命を守れるような建物を作りたいと思ったんです。

――なるほど…そんな経緯があったのですね。
そのときから建築の中でも「社寺建築」に興味が絞られていったのはなぜですか?

梅山さん:大学で受けた「日本建築の歴史」の授業がきっかけです。古くからの日本人の慣習、丁寧な暮らしが受け継がれてきたという文化にとても魅了されました。
そこから古民家や町屋に興味を持って、京都市の「文化財マネージャー育成講座」に参加したんです。京都の長い歴史の中で育まれてきた文化を学ぶことができました。

その中でも印象的だったのが、昔の建物は「なるべく釘を使わずに組み立てられていた」という事実。日本独自の伝統の建築技術をもっと深く学んでいきたい!と強く思うようになり、「社寺建築の設計」の仕事に就くことを考えました。

「岡本棟梁の教え」を受け継いでいきたい

――そうなんですね!それから「匠弘堂」を知ったきっかけを教えてください。

梅山さん:きっかけは、匠弘堂さんのWebサイトです。一通り目を通したところで、ものづくりに対する熱い思いがひしひしと伝わってきました…。

――サイトを見てくださっていたんですね!ありがとうございます。中でも印象的なページはありますか?

梅山さん:「岡本棟梁の教え」です。
初めて読ませていただいた時、岡本棟梁さんの「見えるところは当たり前、見えないところほど気配りせなあかん」という言葉に、心から感銘を受けました。
まさに建築でも大事なことですし、将来の一つひとつのお仕事にもあてはまるなぁ…と重みを感じて。こんな素晴らしい考えを持っている会社で、私も一緒に働きたい!教えを受け継いでいきたい!と強く思いました。

――匠弘堂の思いが伝わっていて嬉しいです(涙)

オンライン説明会、インターンシップを経て、志望度が高まった

――では、続いて就職活動について聞かせてください。今年は新型コロナウイルス感染症があり特に大変だったと思います。
その中で、匠弘堂では初めて「オンライン会社説明会」を開催しました。

梅山さん:はい。私も参加させていただきました!
直接お会いしてお話を聞くのも有意義ですが、この状況でしたし、気軽にかつ安心して参加できたのが良かったです。

――ありがとうございます。実際に説明会に参加されて、匠弘堂にどんな印象を抱きましたか?

梅山さん:設計担当のお仕事について、建物の構造をはじめとした「側」の部分を中心にお話くださるのかな?と想像していたんです。
ですが、実際に説明いただいたところ、細かい彫刻デザイン(蟇股など)も携われると聞いて…ワクワクする気持ちでいっぱいになりました!
小さい頃から、絵を書いたり工作したりするのが好きだったので、自分の「やってみたい」の範囲が広がって、志望度がグッと高まりました。

あと、雨漏りの修復についてのお話も印象に残っています。
雨漏りの原因をしっかりと究明し、再発を防ぐことができるよう改修案を施主さんに提示して実行されたとお話で、まさに岡本棟梁の言葉が、匠弘堂の皆さんに受け継がれているんだなと感じました。

――有意義なお時間になって良かったです!その後は、面接に進まれたんですよね。

梅山さん:はい。面接の後に「インターンシップ」へも参加させていただきました。
インターンシップの期間中は、設計の現場を見せてもらったり、実際の仕事をお手伝いさせていただいたり。
加えて、工事中の現場にも連れて行っていただけたんです。現場では、たくさん並べられていた木材が、いつの間にか整理され組み上げられていて…匠弘堂の宮大工の皆さんの、仕事のスピードに驚きました!現在進行形で進んでいる現場を見せていただくのは、貴重な体験でしたね。
実際に働き始めたときに「設計でどんな仕事をするのか」を具体的にシミュレーションすることができましたし、自分の中で匠弘堂で働くことのイメージを描けたので、本当に有難い時間になりました。

匠弘堂さんのサイトを初めて見てから、オンライン会社説明会、インターンシップと「ここで働きたい!」という気持ちがどんどん大きくなっていたので、内定のご連絡をいただいたときは、とーーっても嬉しかったです!

現場での学びを大切に。ものづくりに誇りを持った「設計技術者」になりたい

――改めて、内定おめでとうございます!では、入社後楽しみにしていることを教えてください。

梅山さん:楽しみにしていることはいっぱいあります(笑)!
もちろん、社寺建築のお仕事に携われることが一番の楽しみなんですが、いろんな現場に行くことができるのもワクワクしています!
神社仏閣が建てられた背景を勉強したり、通常の参拝では見られない部分を拝見できるのが楽しみですね。インターンシップの時はまだ「学生」という立場でしたが、今度は「設計技術者」としての視点をもって、現場を見つめていかなければ!と気を引き締めています。

――4月が待ち遠しいですね!では最後に匠弘堂入社への意気込みをお願いします!

梅山さん:知識量や現場の経験なども全くゼロの状態ですから、大学で勉強してきたこととはまた別で、現場でしか学べないことをたくさん吸収したいです。少しでも早く、匠弘堂の設計スタッフとして戦力になれるよう努力していきます。

そして、匠弘堂の皆さんのように仕事に誇りを持って、一生ものづくりに携わっていきたいです!

――ありがとうございました!!

 

【横川社長から梅山さんへのエール】
会社の力は「人材」です。良い人材がいるかいないかで、会社の未来が決まるといっても過言ではありません。匠弘堂がWebサイト、Twitter、Instagramなどいろいろなところで一生懸命情報発信をしてきたことで、本当に良いご縁につながったなと感じています。
建築が大好きな梅山さんのこれからの活躍に期待しています!

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